STORY
水泳部に所属する、高校1年生の葵(石川瑠華)。
理不尽な上級生からの嫌がらせに耐えながら、黙々と練習に打ち込む日々を送っている。
そんな葵には、誰にも言えない、もうひとつの悩みがあった。
同級生の水泳部員・日菜(中島瑠菜)に惹かれる気持ちを持て余していたのだ。
この胸の高鳴りは、友情なのか、それとも──?
水泳部に所属する、高校1年生の葵(石川瑠華)。
理不尽な上級生からの嫌がらせに耐えながら、黙々と練習に打ち込む日々を送っている。
そんな葵には、誰にも言えない、もうひとつの悩みがあった。
同級生の水泳部員・日菜(中島瑠菜)に惹かれる気持ちを持て余していたのだ。
この胸の高鳴りは、友情なのか、それとも──?
ある日、日菜への嫌がらせに耐えかねた葵は、ついに上級生たちに歯向かってしまう。
その結果、葵たち1年生は、上級生と水泳でリレー勝負をすることに。
だが、実力不足の1年チームは、圧倒的に不利な状況。
葵は同級生から批判され、日菜のことも困らせてしまった。
後悔する葵を、幼馴染で同じ水泳部の昌樹(八条院蔵人)が、そっと励ます。
その存在に救われる一方で、葵は昌樹に対しても友情以上の感情が芽生え始めていることに気づき、
戸惑いを隠せない。
日菜と昌樹の間で、揺れ動く想い。
恋とは何か。友情とは何か。自分は何者なのか。
抑えていた感情は、昌樹のある行動をきっかけに、爆発する。
傷ついた友人、仲間、そして自分自身。
だけど、逃げたくない。
リレーの練習を重ねながら、葵は少しずつ自分の心と向き合い始める。
泳ぎ続けたその先で、葵が見つけた答えとは──。
懐かしく、ほろ苦く、瑞々しい、ド直球の青春映画を真正面から見た感覚!
泥臭い人間関係でありながらも、時々現れる水の上の静寂にほっとしたり、水中の活劇にワクワクしたり。
ひとりの男子に群がる女子の人間関係の描き分けが秀逸で、枠に収まらない石川瑠華を見守りたくなる。
その映画的な息遣いが安井監督の真骨頂なんだと思って感心した。
映画監督
篠原哲雄さん
淡々と進む物語にドンドン引き込まれて行きます♪
それは彼女たちのリアリティ在る演技による処が大きいでしょう!
安井祥二監督の手腕ですねー♪
多感なあの頃に呼び戻され 自分もオリンピックパンのベンチで菓子パンを齧った気分になりました♪
切なくて 甘くて
片岡鶴太郎さん
とても美しく、全ての目線が優しい映画でした。色々な普通がある、ということは特に若い時ほど分からなくて悩むことだと思うので、多くの若い方にぜひ観てほしいです。
bird and insect CEO
shuntaroさん